フリーランスのエンジニアといっても、仕事は様々です。
まず業務用アプリケーション開発の現場であれば、プログラマーとシステムエンジニアの2つに分かれるでしょう。
案件にもよりますが、プログラマーは大規模システムであればとにかく人員を要するため最も敷居が低く、フリーランスになりたての人でも採用してもらえる可能性が高いでしょう。
システムエンジニアに関しては、数名～十数名程度のチームをまとめる仕事から、プロジェクト全体をまとめる役割まで多種多様ですが、基本的には人員やスケジュールなどのマネジメントを行います。大規模なアプリケーションは古くから稼働しているものが多く、COBOLや.NETなどといった古い言語を使いこなせるシステムエンジニアほど重宝されます。
次にWeb系開発の現場では、プログラマーに加えマネジメントを行うWebディレクターも必要になります。人員管理だけでなくデザイン等の管理も行うので、プログラミングに加えAdobe製品やJavaScriptなどといったデザイン関連の知識も求められます。
また、Webサービスはよりたくさんの人に使ってもらえるよう、マーケティングを行う必要があります。もしWeb系開発の現場でフリーランスとして働きたいのなら、特にデータサイエンス関連の知識があれば、Webマーケターという選択肢も選べるでしょう。
そして、業務用アプリケーションでもWeb系アプリケーションでも欠かせないのがインフラエンジニアです。インフラエンジニアは、プログラミング言語よりはコマンドプロンプトに関する知識が求められます。